2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧
もうすぐ7月、七夕が近づいてきました。この日になると普段は夜空を見上げたことのない人もつい織姫、彦星のいる天の川を探してネオンで明るい東京の空を探してしまいます。 「宇宙」という漢字は小学生にあがる前の子供でも知っているくらいです。最近の親…
富山湾などによくでる蜃気楼(しんきろう)。原因は空気の逆転層を通る光の屈折がなせる業らしい。 同じ蜃気楼でも3種類あるという。 上位蜃気楼・・水平線の下の物体が上に見える。 下位蜃気楼・・浮き上がって見える。浮島現象、砂漠の蜃気楼。 側方蜃気楼…
日本の漢字には「音読み」と「訓読み」の二通りがあるます。またその読み方が混ざった場合もあり、そのときには「重箱読み」という言い方があることも知っていると思います。 つまり、ある漢字を読むときに最初を音読み(カタカナで表示)で読み次を訓読み(ひ…
新聞はそれなりに漢字の使い分けがあるそうです。 たとえば 「喉(のど)がかわく」の「かわく」は 「乾く」と「渇く」のどちらを使うかというと「渇く」です。 「乾く」・・水分のない状態 「渇く」・・生きていくのに必要な水がないこと だそうです。それじ…
今日は色の話です。 日本の国旗日の丸は白色と何色かご存知ですか? 「赤色(あかいろ)」ですか、いや違います。「紅色(べにいろ)」です。 1999年(平成11年)に制定された「国旗・国家法」によると国旗は 「縦横比(じゅうおうひ)を2対3、縦の長さの5…
6月といえば「菖蒲」の季節ですね。 ところで、あなたは「しょうぶ」「かきつばた」「はなしょうぶ」「あやめ」の区別がつきますか。日本人ならそこらあたりは押さえておきたいものですね。東京オリンピックのときに来た外人さんにも説明できるように。 そ…
今日は「仮名(かな)」のはなし。 仮名文字の成り立ちなんかを話してたら夜があけてしまうので、今日はその中の「変体仮名」についてちょっと。へんたいと言ってもムチとか蝋燭(ろうそく)は使わないのでご安心を。 ところで、下の写真は蕎麦(そば)通にはつい…
「うちの宿六」とは妻(山の神)がどうしようもない自分の亭主(夫)に対して言う言葉です。きょうはその役立たずの亭主「宿六」のはなし。 なぜ役立たずの亭主を「宿六」というのかというと、二つの説があるようです。 <その1> 「宿の碌でなし」が短くなった…
日本語には読み方が同じでも違う意味を持つ漢字が多くあります。外国の日本語を学ぶ人にとってはもっとも難解な部分のひとつかも知れません。 たとえば「はかる」と読む漢字は 「計る」「測る」「量る」「図る」「謀る」「諮る」などがあります。 それぞれの…